4、ボトックス注射を足裏に活用

足裏の汗に悩まされている人もいます。しかし、足の裏は汗をかく場所として意識している人は少ないのではないでしょうか。実は足はもともと蒸れやすい部分。夏場はもちろん、ブーツや革靴を履いていればいやでも蒸れてしまいます。足裏多汗症の人はそうした環境で汗を大量にかいた結果、臭いに悩まされることも多いのです。そんな足裏多汗症の対策としてボトックス注射が活用されています。脇汗や手汗など多汗症の悩みに効果があると注目されているボトックス注射。筋肉を萎縮させる働きがあるほか、神経伝達をブロックする効果もあります。汗腺から汗が分泌されるよう命令された情報が伝わるのをブロックすることで、汗を抑えることができるのです。この効果は足にも活用することができます。

足裏多汗症はとくにボトックス注射のメリットが大きいと言えます。蒸れやすいうえ、地面や床につけている機会が多く、クリームなど一般的な制汗剤が使用しにくい環境にあるからです。また、手術で汗腺を切除する方法もありますが、足裏の場合はダウンタイム中の生活の不便が大きなネックとなります。ボトックス注射にはこうした問題点がないのです。

施術の所要時間はせいぜい10分程度、しかもダウンタイムなどもありません。クリニックで治療を受け、その後すぐに帰宅できますから、日常生活に不便を感じることはないでしょう。しかも汗腺の働きそのものを弱めているため、蒸れた環境でも発汗を気にせずに済みます。なかなか難しい足裏多汗症対策の切り札として期待されています。